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もうすぐ1年生 今からできること

  • 執筆者の写真: Kimie Gangi
    Kimie Gangi
  • 2018年3月18日
  • 読了時間: 3分

 伊藤アキラさん作詞の「ドキドキドン! 一年生」は、初めてのお子さんが小学校に入学する、おうちの方の心情をとてもよく表した名曲です。作曲は桜井順さんです。

 「おうちの方の心情」と書いたのは、実際とはずいぶん違っているからです。

1.学校から帰る練習をしましょう。

「ひとりで行けるかな?」

 一年生は一人で学校に行けます。 朝は、みんな学校の方に向って歩いていきます。班長さんが迎えに来て一緒に行くところも多いでしょう。たとえ、途中で泣いていても近所の方が学校まで連れてきてくれます。

 問題は「ひとりで帰れるかな?」です。特に入学式の次の日は1年生だけでの下校になります。あらかじめ子どもたちの家が分かる地図を用意し、コース別に並んで1年生の先生だけでなく、手の空いている先生、時には校長先生まで駆り出して見送ります。確かめながら「さようなら」していくのですが、最後まで行って「ここどこ?」という子や迷子になる子が毎年数名います。特に2番目のお子さんが危険です。おうちの方が安心して帰り道の練習をしていないことが多いからです。うちの次男も「ここかな?と思って曲がったら帰れた。」と言っていました。\(◎o◎)/!

2.身近な人のいい所を見つける練習をしましょう。

「となりにすわる子 いい子かな? ともだちに なれるかな?」

 となりに座る子も、同じ1年生です。いい所もそうでない所もあります。いい所を見つけられれば、必ず友達になれます。そのためには、身近な人のいい所を見つける練習が必要です。まずはおうちの方がお手本を見せてください。家の中も円満になります。

 入学当初の1年生は、何をするのも初めてで楽しくもありますが、大変ストレスもかかっています。家ではリラックスできるように、学校の話を「うん、うん。」と聞いてあげてください。お友達にいやなことをされた話をするかもしれません。でも、そのほとんどは「いやなことがあっても頑張っているんだ。」というアピールです。「そう、つらかったね。」と受け止めてあげてください。

 ここからがポイントです。話の中で友達のいいところが出てきたら、ビックリするくらいほめてください。お友達の名前といいところを紙に書いて、よく見える所に貼っていくともっと効果的です。それを相手に伝えるといいことを教えてあげてください。そうすれば、お友達はどんどん増えます。

3.おうちのかたがドンと構えましょう。

「だれでも さいしょは 一年生 ドキドキするけど ドンと行け」

 子どもは初めてのことなので、おうちの方が思うほどドキドキしていません。ドキドキしているとしたら、おうちの方のドキドキを感じ取っているのでしょう。お兄さんお姉さんがいる子は、おうちの方も子どもも、ぐっと落ち着いていることが多いです。

 誰にでも何にでも最初はあります。 ドキドキするけど ドンと行け! なんとかなるさ 一年生。

 
 
 

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