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良心の店 2022/07/10の夢より

 私はレジ打ちを任されていた。学校を辞めて、気のいい社長さんに拾われたようだ。

 最初にレジに並んだのは女の子だった。大量のノート鉛筆等々を持っている。レジといっても昔のタイプの単価と数量を打ち込むもので、バーコードをピッと読み込んだりはできない。

 ノートや鉛筆を数えだして、はたと気づいた。私は、数を数えるのが苦手だ。夢だからでは無く、本当に苦手なのである。時間ばかりかかるが、一向に数えられる気がしない。そのうち、レジの後ろには大行列ができていた。

 「しまったな。いくつ買ったのか、聞けばよかった。」と、心の中で舌打ちし、たくさん買っている客には、「おいくつお買い求めですか?」と聞き、確かめずにそのままレジ打ちをした。

 評判を呼び、たくさんの客が買いに来るようになった。

 その店では、スパゲッティや焼きそばも売っていて、その場で食べることができるシステムだった。イートインというやつだ。

 ある日、二人連れの客が「社長から食べていってくれと言われたから、スパゲッティ2つください。」と、やってきた。どうも怪しい。いい加減な店だから、お金を払わなくても大丈夫だろうという匂いがぷんぷんしている。かといって、追い返すのはやっかいだし他の客の手前もある。まして、本当に社長の友人なら不義理をしてしまう。

 「う~ん、どうするかな~?」と考えて、メモ帳を手に取り「ありがとうございます。お名前を、お聞かせください。社長においでてくださったことをお伝えいたします。」と、満面の笑みで尋ねた。二人はちょっと青い顔になり

…。その後は夢なのでよく覚えていない。とにかく、たくさん買う人が増えた。

 こちらも、申告制でレジを打っていく。ただし、台ばかり(商品を図る体重計のようなもの)に乗せて総重量を測る。

 客の申告より重いようなら、店の同僚に「あれ~、重いわよ。盛りすぎじゃ無いの?店に損が出たら、商品を値上げしなきゃならなくなるから気をつけてよ~。」と、これまた満面の笑みで声をかける。もちろん、盛りすぎなどではない。客の方は「ばれてるな…。」と、ちょっと気まずそうだ。

 そうこうしているうちに、お客さんがきちんと申告してくれるようになり、安くて感じのいい店ということで大繁盛するようになりましたとさ。


 というような夢でした。客商売の経験など皆無の私に任せてくれた、社長さんの心意気に応えたいという気持ちで頑張りました。夢で無ければ、大もうけできたかもしれません。いや、夢で無いなら大損したかもしれません。

 ただ、目覚めのよい夢だったので記録しておきたくなりました。


 8/5に、幼児教育部会の研修会を担当する予定です。コロナ第7波が心配されるので、十分距離を空けた上でマスクをしてのワークショップにしようと思います。

 マスクをしていても、笑顔かどうかは伝わります。マスクをしているからこそ、いつも以上の笑顔が必要だと思います。笑顔で話すと声も明るくなります。

 季節の壁面飾りの作り方だけで無く、子どもたちへの接し方のヒントも交えたワークショップになるよう頑張ります。

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